『鬼滅の刃 無限城編』劇場版三部作の制作が決定!
『鬼滅の刃 無限城編』では文字通り「無限城」内での戦闘が描かれます。
柱稽古編のラスト、鬼舞辻無惨によって無限城に落とされた柱および鬼殺隊士たちは、無限城内に潜む数多の鬼および上弦の鬼(壱・弐・参・肆・陸)と対峙し、激しい戦闘を繰り広げることになります。
この時、無限城内では何が起きていたのか。
誰が命を落とすことになったのか。
鬼殺隊の柱や炭治郎たちは上弦の鬼5体を倒すことが出来たのか。
この記事では『鬼滅の刃 無限城編』の対戦相手(誰と誰が戦うか)や生き残り(生存)・死亡キャラについて、物語のあらすじや見どころを交えながら解説していきます。
『鬼滅の刃 無限城編』の対戦相手や生き残り・死亡キャラ、あらすじ、見どころについて知りたい方は、ぜひ最後までお付き合い下さい。
『鬼滅の刃 無限城編』対戦相手は?誰と誰が戦う?
『鬼滅の刃 無限城編』で描かれるのは、上弦の鬼5体(壱・弐・参・肆・陸)VS柱+同期組(炭治郎・伊之助・善逸・カナヲ・玄弥)の戦闘です。
鬼の始祖である鬼舞辻無惨が登場するのは物語の終盤で、「無限城編」におけるメインはあくまでも上弦の鬼の討伐になります。
上弦の鬼との対戦相手・対戦構図は以下の通りです。
上弦の壱:黒死牟(こくしぼう)
- 岩柱:悲鳴嶋行冥
- 風柱:不死川実弥
- 霞柱:時透無一郎
- 同期組:不死川玄弥
上弦の弐:童磨(どうま)
- 蟲柱:胡蝶しのぶ
- 同期組:栗花落カナヲ
- 同期組:嘴平伊之助
上弦の参:猗窩座(あかざ)
- 水柱:富岡義勇
- 同期組:竈門炭治郎
上弦の肆:鳴女(なきめ)NEW
- 蛇柱:伊黒小芭内
- 恋柱:甘露寺蜜璃
- 鬼:愈史郎
上弦の陸:獪岳(かいがく)NEW
- 同期組:我妻善逸
上弦の伍は玉壺(ぎょっこ)でしたが「刀鍛冶の里編」で時透無一郎に斬られ消滅。玉壺亡き後、上弦の伍の座についた鬼はいませんでした。上弦の鬼の入れ替わりは他にもあり、肆は半天狗→鳴女、陸は妓夫太郎&堕姫→獪岳へと変化しています。
『鬼滅の刃 無限城編』上弦の鬼との対戦順は?
『鬼滅の刃 無限城編』における上弦の鬼との対戦順は以下の通りです。
- 上弦の陸:獪岳(かいがく)NEW
- 上弦の参:猗窩座(あかざ)
- 上弦の弐:童磨(どうま)
- 上弦の壱:黒死牟(こくしぼう)
- 上弦の肆:鳴女(なきめ)NEW
『鬼滅の刃 無限城編』上弦の鬼・無惨との戦い!あらすじ&見どころ解説
『鬼滅の刃 無限城編』に登場する上限の鬼は全部で5体(壱・弐・参・肆・陸)。
これより先、上弦の鬼5体および鬼舞辻無惨との対戦について、あらすじや見どころを交えながら解説していきます。
極力詳細なネタバレは避けていますが、鬼殺隊柱や同期組、上弦の鬼の生死に関わる内容には触れています。
まだ内容を知りたくない方やネタバレに抵抗のある方は、そっと本記事を閉じて頂くことをおすすめ致します。
※『鬼滅の刃 無限城編』がどこまで映画化されるのか、原作漫画の何巻・何話まで描かれるのかについてまとめた記事もございます。そちらを参考に原作漫画をお楽しみ頂くのも楽しいと思いますのでぜひ♪
鬼殺隊の新当主・産屋敷輝利哉
産屋敷邸の爆破により死亡した第97代目当主・産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)に代わり、齢8歳にして産屋敷家の当主となった産屋敷家の長男・産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)。
輝利哉は離れた場所から愈史郎(※)の能力を借り、呪符に描かれた”眼”を通して無限城内の戦況を把握。
鎹鴉にできるだけ多くの”眼”を撒くよう伝令し、鴉を通して隊士を誘導。
妹2人(くいな・かなた)と共に鬼殺隊の全指揮を執っていました。
この時輝利哉(と禰豆子)の護衛に就いたのは、元音柱の宇随天元(うずいてんげん)と、元炎柱の煉獄槇寿郎(れんごくしんじゅろう)です。槇寿郎は無限列車編で命を落とした炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)の父で、息子亡きあと炭治郎に影響され改心。此度では護衛役を務めるまでになりました。
※愈史郎(ゆしろう)は無惨の支配を逃れた鬼の珠世が、病で死にそうだった彼の命を助けるために鬼にした唯一の個体です。鬼化する際無惨の血を介していないため、支配からも外れています。愈史郎にとって珠世は恩人であり、全て。愈史郎は珠世から「鬼殺隊士に紛れ彼らの手助けをするように」と頼まれたこともあり、此度の戦闘に参加していました。
新当主の見どころPOINT
齢8歳にして鬼殺隊の新たな当主となった産屋敷輝利哉。
たった8歳の子供が堂々と鬼殺隊全体の指揮を執る姿はまさに”圧巻”の一言です。
しかし、次々に失われていく鬼殺隊士たちの命を前に、絶望のあまり指揮が止まってしまう瞬間も。
その時、輝利哉の心を強く引き戻したのは彼の妹・産屋敷くいなでした。
- くいなはどのようにして輝利哉の目を覚まさせたのか
- 絶望の中、輝利哉が心折れずに最後まで指揮を執り続けられたのは何故か
産屋敷家の兄妹の絆が垣間見えるシーンを、ぜひ原作漫画や映画で見届けて下さい。
上弦の陸:獪岳との戦い
獪岳 VS 我妻善逸
『鬼滅の刃 無限城編』に登場する上弦の鬼5体の中で、一番初めに殲滅される鬼は上弦の陸「獪岳」です。
獪岳は元鬼殺隊士で、我妻善逸と同じ育手・桑島慈悟郎(くわじまじごろう)の元で修行を積んだ雷の呼吸の使い手でした。
善逸が雷の呼吸「壱の型」しか使えないのに対し、獪岳は雷の呼吸「弐の型~陸の型」までしか使えません。
そのため桑島は善逸と獪岳を”2人で一人前”と考えていました。
しかし、自分だけが特別でないと気が済まない獪岳はずっと不満を抱えていました。
かつて悲鳴嶋と身寄りのない子供たちが暮らす寺に鬼を招き入れたのは獪岳です。獪岳は幼少期を悲鳴嶋の寺で過ごし、その寺へ保身のために鬼を招き入れた後姿を消しました。その後、桑島の元で雷の呼吸の修行を積んでいたところに我妻善逸が加わります。よって、獪岳は善逸の兄弟子にあたります。
獪岳が鬼化した時期は刀鍛冶の里編~柱稽古編の最中だと思われます。
ある日任務に就いていた獪岳は上弦の壱「黒死牟」と遭遇し、その圧倒的強者の存在感・威圧感に恐怖し、跪き、命乞いをします。
獪岳は”生”や”勝”への執着が強く、「生きていれば何とかなる。生きてさえいればいつか勝てる、勝ってみせる」と強く信じて生きてきました。
黒死牟は自身と同じく”呼吸が使える剣士の鬼化”と”強さを求める意志”に興味を持ったのか、その命乞いを受け入れ獪岳を鬼にしました。
鬼となった獪岳は、遊郭編で宇随や炭治郎により討伐された妓夫太郎&堕姫に代わり上弦の陸となり、無限城で善逸の前に現れます。
獪岳と対峙した善逸は、「雷の呼吸の継承権持った奴が何で鬼になった! アンタが鬼になったせいで爺ちゃん(桑島)は腹切って死んだ!!」と泣き叫び、詰ります。
育手の桑島は雷の呼吸の使い手から鬼を出してしまったことに責任を感じ、介錯もつけずにたった一人で自害していたのです。
柱稽古編の最中、チュン太郎(鎹雀)が運んできた手紙でそのことを知った善逸。
自身のやるべきこと=獪岳を倒すことだと自覚した善逸は、覚悟を持って獪岳へ刃を振るい―――!?
獪岳戦の見どころPOINT
上弦の陸・獪岳戦で勝利を収めるのは我妻善逸です。
- 善逸は自身の兄弟子である獪岳とどのような激戦を繰り広げるのか
- 善逸が生み出した7つ目の型「雷の呼吸 漆の型 火雷神(ほのいかづちのかみ)」とは
- 今は亡き恩師・桑島慈悟郎へのけじめとは
- 必ず倒すと覚悟を決めた善逸が、獪岳に対して抱く想いとは
- 獪岳の心に巣食う不満や妬みとは
覚醒した善逸の魅力やかっこよさがギュッと詰まった此度の戦闘、ぜひ原作漫画や映画で、一コマ一コマ噛み締めるように読んで(観て)頂きたいと思います。
上弦の参:猗窩座との戦い
猗窩座 VS 冨岡義勇・竈門炭治郎
無限城内で行動を共にしていた水柱・冨岡義勇と竈門炭治郎は、ふいに襲いかかってきた上弦の参「猗窩座」と対峙することに。
猗窩座と炭治郎は言わば無限列車編での因縁の相手であり、今は亡き炎柱・煉獄杏寿郎の仇でもありました。
無限列車編で猗窩座と対峙した時、猗窩座は炭治郎のことを「弱い」と吐き捨てましたが、煉獄は「この少年は弱くない、侮辱するな」と反論。それを受け、猗窩座は此度の戦いで自身の腕を切り落とし顔面に傷をつけるまでに成長した炭治郎のことを「お前は確かに弱くなかった、敬意を表する」と認める発言をしました。そこから本気の戦いが幕を開けます。
炭治郎は元上弦の陸「妓夫太郎&堕姫」、元上弦の肆「半天狗」との戦闘、そして柱稽古での戦闘訓練を経て、義勇の想像を遥かに超える力を身に着けていました。
その実力は柱に匹敵するほどに。
猗窩座と対等…とまではいかずとも戦えるまでに成長した炭治郎は、痣を発現させた義勇と共に激戦を繰り広げます。
その最中、炭治郎は猗窩座が「闘気」「至高の領域」という言葉を使っていたことを思い出します。
猗窩座はこの「闘気」を感じ取ることで、人体の急所に正確無比な技を入れることができているようでした。
「闘気」とは恐らく、何かしらの意志や気配を宿したエネルギー。
そして「至高の領域」とは、かつて炭治郎の父が教えてくれた”透き通った世界”。
「闘気・至高の領域」の正体を確信した炭治郎は、この僅かな時間で闘気を消し、至高の領域に入ることに成功し―――!?
猗窩座戦の見どころPOINT
上弦の参・猗窩座戦で勝利を収めるのは、竈門炭治郎と冨岡義勇です。
- 炭治郎は煉獄杏寿郎の仇でもある宿敵・猗窩座とどのような激戦を繰り広げるのか
- 戦いの最中に痣を発現させた義勇と炭治郎の胸熱の共闘とは
- 猗窩座のいう「闘気・至高の領域」の正体とは
- 全てが透き通って見える世界への入り方とは
- 炭治郎に頸を切られても消滅する気配のない猗窩座の身に起きていたこととは
- かつて猗窩座の身に何が起き、なぜ鬼になったのか、なぜ強さを追い求め続けるのか
- 猗窩座が人間だった頃(狛治/はくじ)の記憶と凄惨な過去とは
- 狛治の恋人・恋雪(こゆき)、恩師・慶蔵(けいぞう)との思い出とは
- 猗窩座は最後、どのように消滅していったのか
此度の戦いでは、かつて人間だった頃の猗窩座(狛治/はくじ)の身に起きた凄惨な出来事や、至高の強さを追い求める理由など、猗窩座の過去が明らかになります。
強くありたいと願った理由、掴みかけた幸せ、誰かを守りたいと想う温かい気持ち。
大切に積み上げていたはずの幸せが一瞬にして目の前から崩れ去る経験をした猗窩座の、悲しみや怒り、絶望、焦燥、悔恨、自責、葛藤。
そして、死してもなお猗窩座を見守り続けた恋雪の想いを、ぜひ原作漫画や映画で、一コマ一コマ噛み締めるように読んで(観て)頂きたいと思います。
上弦の弐:童磨との戦い
童磨 VS
胡蝶しのぶ・栗花落カナヲ・嘴平伊之助
まず初めに上弦の弐「童磨」と対峙したのは、蟲柱・胡蝶しのぶです。
童磨はしのぶにとって、姉である元花柱・胡蝶カナエを殺した憎き仇。
これまでしのぶは姉を殺した鬼「童磨」を倒すことだけを考えて生きてきました。
柱稽古に参加しなかったのは、鬼の珠世と共に鬼を人間に戻す薬を開発するためだけではなく、自身の体内に藤の花の毒を大量に仕込むためでした。
しのぶは1年以上も前から藤の花の毒を定期摂取し続けており、今では自身の全体重37㎏分、致死量のおよそ700倍もの毒を体内に溜め込んでいる状況でした。「童磨は必ず柱である自分を吸収する」そう確信していたしのぶは、自身の死と引き替えに童磨に致命傷を与えようと考えていたのです。そして、自分亡きあと童磨を倒すよう、自身の継子である「栗花落カナヲ」に話していました。
憎き仇を前に果敢に立ち向かうしのぶでしたが、氷を自由自在に操る童磨の強さには敵わず徐々に追い詰められ、やがて童磨に深い傷を負わされてしまいます。
動けなくなるしのぶの心の中に、今は亡き姉・胡蝶カナエが現れ声を掛けます。
「立ちなさい、蟲柱・胡蝶しのぶ。倒すと決めたなら倒しなさい。勝つと決めたなら勝ちなさい。そう約束したでしょう」と。
カナエの言葉に立ち上がったしのぶは、渾身の突きの一撃を童磨に繰り出します。
しかし、力及ばず。
しのぶは童磨に抱き包められてしまいます。
その時、栗花落カナヲが2人の元へ駆け付け、しのぶは最後の力を振り絞りハンドサインで「童磨の扇子が撒き散らす冷気を吸うな」と伝えました。
それに気付いた童磨はカナヲの目の前でしのぶの体を抱き潰し、吸収。
カナヲは激しい怒りと悲しみに震えながらも、亡きしのぶに代わり気丈に童磨に立ち向かいます。
闘いの最中、猗窩座が消滅したことを感じ取った童磨は、「悲しい、一番の友人だったのに…」と涙を流します。
するとカナヲは「もう嘘つかなくていいから。貴方、何も感じないんでしょう?」と童磨に揺さぶりをかけます。
「この世に生まれてきた人たちが当たり前に感じている喜怒哀楽の感情を感じることが、理解することができないなんて。貴方はなんのために生まれてきたの?」と。
童磨はこの世に生を受けてから一度も「感情」というものを感じたことがありませんでした。人間の感情を他所事の夢幻だと感じていた童磨は、20歳の時に無惨に鬼に”してもらい”、100年以上の年月を無感情のまま生きてきました。
カナヲに図星を突かれた童磨は表情を改め、猛攻をしかけます。
童磨に必死に喰らい付き激戦を繰り広げるカナヲでしたが、ある一瞬の隙を衝き童磨に日輪刀を奪われてしまい…!!
成す術のないまま童磨の攻撃がカナヲに直撃しそうになったその瞬間、壁を突き破って現れたのはカナヲや炭治郎の同期・嘴平伊之助でした。
伊之助ははじめ上弦の弐と対峙できたことを喜んでいましたが、しのぶが亡くなったことを知ると大激怒。
童磨と戦いながらカナヲの日輪刀を奪い返し、猛攻を続けます。
その最中、童磨は伊之助の被り者の猪頭を奪うと「伊之助の素顔に見覚えがある」と言い出し、15年前の記憶を語り始めました。
奇しくも童磨は伊之助の母・琴葉の仇でもあったのです。
自分の母と仲間の命を奪った目の前の鬼に憎しみが爆発した伊之助は、カナヲと共闘し童磨に刃を振るいます。
やがて、しのぶを吸収した童磨の身体に異変が現れて―――!?
しのぶを吸収したことで、童磨の体内には致死量の700倍もの藤の花の毒が回っている状況でした。時間差で現れるこの毒の威力は凄まじく、童磨は骨から溶かされ身動きが取れなくなります。しのぶは死してなお、カナヲ・伊之助とともに闘っているのです。
童磨戦の見どころPOINT
上弦の弐・童磨戦で勝利を収めるのは、栗花落カナヲと嘴平伊之助です。
蟲柱・胡蝶しのぶは童磨に敗れ命を落としました。
- 胡蝶しのぶ・栗花落カナヲ・嘴平伊之助は、大切な人の仇である童磨とどのような激戦を繰り広げるのか
- 胡蝶しのぶが抱えていた消えることのない激しい怒りとは
- 憎き姉の仇・童磨を倒すと決めたしのぶの決意とは
- しのぶの死を目の当たりにしたカナヲの想い・覚悟とは
- 15年前の伊之助と童磨の繋がりとは
- 童磨はなぜ伊之助と伊之助の母・琴葉を知っていたのか
- カナヲと伊之助はどのようにして童磨の頸を斬り落としたのか
- 失明の危険が伴うカナヲの奥義「花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼(ひがんしゅがん)」とは
- 散りゆく童磨が初めて抱いた想いとは
此度の戦いで上弦の弐「童磨」の殲滅に成功したカナヲと伊之助でしたが、その代償は”胡蝶しのぶの死”というあまりにも大きなものでした。
蟲柱・胡蝶しのぶの最後の勇姿、残された者たちに繋いだ想いや結末を、ぜひ原作漫画や映画で見届けて下さい。
しのぶとカナエがまだ幼い頃、胡蝶一家を襲った鬼の討伐に駆け付けたのは悲鳴嶋でした。悲鳴嶋はしのぶとカナエにとって命の恩人であり、2人は悲鳴嶋の後を追って鬼殺隊の道に進むことを決めたという過去があります。
上弦の壱:黒死牟との戦い
黒死牟 VS 悲鳴嶋行冥
・不死川実弥・時透無一郎・不死川玄弥
上弦の鬼5体の中でも圧倒的な強さを誇る上弦の壱「黒死牟」と初めに対峙したのは、霞柱・時透無一郎です。
黒死牟は”至高の領域”で物を見ることができ、無一郎が自身の子孫であることをすぐに見抜きます。
時透無一郎は始まりの呼吸の剣士で日の呼吸の使い手である「継国縁壱(つぎくによりいち)」の子孫と言われていました。しかし、実は縁壱に子供はおらず(正確には殺された)、双子の兄「継国巌勝(つぎくにみちかつ)」の血を引く継国家の末裔でした。巌勝は黒死牟が人間だった頃の名前で、元々は月の呼吸を操る鬼殺隊士でした。
無一郎は黒死牟の厳かな存在感・威圧感に臆せず一人強敵に立ち向かいますが、やがて腕を切り落とされ、串刺しにされ、石柱に刀ごと磔にされてしまいます。
その様子を石柱の陰から密かに窺っていた不死川玄弥は、無一郎を助けようと日輪銃を構えます。
しかし、すぐに気付かれ両腕を切り落とされてしまいます。
玄弥が鬼喰いの剣士だと見抜いた黒死牟は、玄弥が動けぬよう身体を腰から真っ二つに切断。
胴を切断されても息絶えない玄弥を見て、今度は頸を切ろうと刃を構え…!!
その時、玄弥の兄で風柱の不死川実弥が間一髪で玄弥を救い出します。
実弥は今にも死にそうな玄弥を背に庇いながら、自らの想いを紡ぎ始めました。
玄弥のことを弟と認め、「何のために(鬼化した)母親を殺してまでお前を守ったと思ってやがる。鬼は俺が切るから、お前は所帯を持って女房子供と長く幸せに生きてりゃ良かったんだ。そこには絶対に俺が、鬼なんか来させねぇから…」と。
今まで実弥が玄弥にキツく当たっていたのは、命を落としかねない鬼殺隊という組織から大切な弟の玄弥を引き離したかったからでした。
実弥と玄弥は7人兄弟の長男・次男で、下の兄弟5人(寿美・貞子・弘・こと・就也)は無惨の手で鬼化させられた母によって殺されました。実弥は唯一生き残った弟の玄弥を守るため、鬼化した母を殺めるという悲しい過去を抱えています。
実弥は黒死牟に斬りかかり、風の呼吸の型を連発して猛攻をしかけます。
しかし、圧倒的な強さを誇る黒死牟を前に、実弥は胸から腹にかけて大きく切り裂かれてしまいます。
大量の血を流す実弥…。
と、ここで黒死牟は自身が酒に酔ったような酩酊感を覚えていることに気付きます。
実弥は稀血(まれち)の中でも特に稀少な血の持ち主でした。鬼はみな実弥の血の匂いを嗅ぐと酒に酔ったような感覚に襲われ、正常な精神状態を保てなくなります。玄弥は鬼喰い、実弥は稀血。不死川兄弟は揃って”特異体質”を持つ、とても珍しい兄弟でした。
奇妙な酩酊感を覚えながらも、黒死牟は実弥と刃を交えます。
腹を掻っ捌かれた実弥は呼吸を駆使し、筋肉で臓物がまろび出るのを留めながら応戦。
決着が着かないまま2人が接近戦を繰り広げ始めた時、実弥を庇うようにして現れたのは鬼殺隊最強の戦士、岩柱・悲鳴嶋行冥でした。
悲鳴嶋はすぐさま実弥に「腹を自分で縫う」よう指示し、代わりに黒死牟と対峙します。
この時、悲鳴嶋の腕に痣が出現!
黒死牟と対峙した時悲鳴嶋は27歳で、痣の者の寿命である25歳をすでに超えていました。悲鳴嶋は痣の発現とともに自身の命はもって1日かもしれないと自覚しながらも、死を厭わずに戦い続けました。また、黒死牟との会話の中で、かつて痣を発現させながらも25歳を優に超えて生き延びた者(双子の弟・縁壱)がいたことにも言及。精神的に揺さぶりをかけています。
一方、石柱に磔にされていた無一郎は身体ごと刀を引き抜き脱出することに成功。
自ら止血を施し、残された片腕に日輪刀を握り締め玄弥のもとへ走ります。
黒死牟に胴を切断されてもまだ玄弥は生きており、無一郎に床に落ちている黒死牟の髪を喰べさせてくれと頼みます。
鬼喰いの特異体質を持つ玄弥は、絶大な力を持つ黒死牟の髪を喰べることで戦力になろうと考えたのです。
髪を喰べ一時的に鬼化した玄弥。
上弦の壱の鬼の血は濃く、身体中に力が漲ります。
しかし、鬼の要素が強すぎるあまり、本来聞こえるはずのない無惨の声まで脳内に響くようになり…。
戸惑いながらも「髪でこれなら…」と、さらなる強さを求めて折れた刀身(黒死牟の一部)をも体内おさめた玄弥は急速に鬼化しはじめて…!?
場面は代わり、自分の腹を縫い戦闘に復帰した実弥。
風の呼吸を繰り返す内、実弥の頬にも痣が出現!
柱稽古(柱同士の戦闘訓練)の修行の成果を存分に発揮し、悲鳴嶋とともに死闘を繰り広げます。
しかし、月の呼吸が使えるだけでなく、刀身のサイズや長さすら自由自在に操れる黒死牟は柱2人がかりでも難敵で。
悲鳴嶋は体中に傷を負い。
実弥は指を2本切り落とされ、脚や背中にも深い傷を負い、間一髪のところで無一郎に助けられます。
無一郎も戦闘に加わり、柱3人は連携して黒死牟を倒しにかかります。
そして、無一郎が国死牟の間合いに入り、刀身を脇から腹にかけて貫通させることに成功!!
身動きを封じたところへ、鬼化した玄弥が血気術を帯びた銃弾をぶっ放し…!!
玄弥の銃弾は生き物のように曲がりくねり黒死牟の身体にめり込むと、そこから木が生え根を張って、無一郎もろとも黒死牟をその場に磔にしました。
そこへ猛攻をかける悲鳴嶋と実弥。
黒死牟はおよそ400年振りに生命が脅かされる恐怖や焦燥を感じ、過去の記憶に想いを馳せます。
焦燥に駆られた黒死牟は体中に生やした刃から斬撃を飛ばし、無一郎の腰半分、玄弥を縦半分に切断。
無一郎は自身の死を感じ、「死ぬ前に何か役に立て」と自身を鼓舞。
残りの力を”握力”に全振りした無一郎の刀は熱を帯びて赤く染まり、「赫刀(しゃくとう)」となって黒死牟の内臓を焼き―――!?
赫刀(しゃくとう)とは、今からおよそ450年ほど前、継国縁壱が無惨を追い詰めた時に振るった刀です。その日輪刀は(高熱により)赤く染まっており、赫刀で切られた鬼の再生速度は格段に低下するという特徴があります。
黒死牟戦の見どころPOINT
上弦の壱・黒死牟戦で勝利を収めるのは、悲鳴嶋行冥と不死川実弥です。
霞柱・時透無一郎と、実弥の弟・不死川玄弥は黒死牟に敗れ命を落としました。
- 悲鳴嶋行冥・不死川実弥・時透無一郎・不死川玄弥は、無惨に次ぐ強さを誇る鬼・黒死牟とどのような激戦を繰り広げるのか
- 実弥が玄弥に対して抱いていた不器用な想い・優しさとは
- はじまりの呼吸の剣士で日の呼吸の使い手である継国縁壱と黒死牟の関係とは
- 謎に包まれていた日の呼吸の剣士・継国縁壱の正体とは
- 黒死牟がまだ人間だった頃(継国巌勝)の記憶・過去・因縁とは
- 巌勝が双子の弟・縁壱に抱いていた嫉妬や劣等感とは
- かつて縁壱が鬼舞辻無惨を追い詰めた時に振るった「赫刀」とは
- 悲鳴嶋・実弥・無一郎・玄弥はどのようにして黒死牟の頸を斬り落としたのか
- 散り際に悟った、黒死牟が本当になりたかった姿とは
- 霞柱・時透無一郎と不死川玄弥の最後とは
此度の戦いで、霞柱・時透無一郎はわずか14歳で命を落とし。
風柱・不死川実弥の弟の玄弥もまた、最後に兄に謝罪と感謝の想いを伝えた後、鬼のように塵となって消えていきました。
童磨戦での蟲柱・胡蝶しのぶの死を含め、現役の柱2名が死亡。
隊士の玄弥を含めると、主戦力3名の命が失われたことになります。
生き残った柱も深手を負った者がほとんどという中で、未だ鬼舞辻無惨の姿を捉えることすらできていない…。
しかし、この状況を嘆く暇もないまま一刻も早く無惨の元へ辿り着かなければならない一同。
仲間たちの死を無駄にしないためにも、彼らは心を奮い立たせ無限城を走り抜けます。
「どんなに絶望的な状況でも、絶対に諦めない」
繋いだ想い”永遠”を胸にひたすら前を向き続ける彼らの勇姿を、ぜひ原作漫画や映画で、一コマ一コマ噛み締めるように読んで(観て)頂きたいと思います。
鬼の始祖:鬼舞辻無惨との戦い
鬼舞辻無惨 VS 鬼殺隊士
柱が上弦の鬼と対峙している間、無惨は珠世もろとも自身を繭化させていました。
無惨は肉の繭の中で身体の再生および、珠世によって吸収させられた「鬼を人間に戻す薬」の解毒を試みます。
そして、上弦の壱「黒死牟」が倒れた直後に完全復活…!!
珠世は最後、無惨に頭を握り潰され死亡。
その瞬間を呪符の”眼”を通して視ていた愈史郎は憤怒に駆られます。
輝利哉は無惨に近づくなと鴉に伝令を出しますが間に合わず、この時多くの鬼殺隊士たちが無惨に喰われ命を落としました。
珠世が無惨に吸収させた薬は、この時まだ無惨の体内に残留しています。じわじわと体内から無惨の身体を蝕んでいますが、その事実に無惨は気付きません。珠世もまた、死してなお戦っているのです。
上弦の肆:鳴女との戦い
鳴女 VS
伊黒小芭内・甘露寺蜜璃・愈史郎
刀鍛冶の里で炭治郎たちに討伐された半天狗に代わり、新たに上弦の肆の座に就いたのは、琵琶を掻き鳴らし無限城内の空間を意のままに操る鬼「鳴女」でした。
鳴女とはじめに対峙したのは、蛇柱・伊黒小芭内と恋柱・甘露寺蜜璃。
柱2人は鳴女に近付こうとしますが、無限城=空間そのものを操る能力の前に苦戦を強いられます。
鳴女はアニメ版『鬼滅の刃 柱稽古編』のアニオリシーンで「肆」の文字が刻まれた目玉を操り鬼殺隊士を見張っていた鬼です。鳴女は目玉だけでなく、無限城を意のままに操る能力を持っています。能力を発動させる際、琵琶を掻き鳴らすという特徴があります。
また、鳴女・伊黒・甘露寺に加え、
- 完全復活を遂げた無惨
- 鳴女の能力(無惨の指示)で無惨の前に誘導された炭治郎と義勇
- 珠世の死に怒り狂う愈史郎
まで参戦し、その場は一気に乱戦状態に。
無惨は身体中の形を変え、腕を刃のついた鞭のように伸縮させて皆に襲い掛かります。
伊黒と甘露寺は鳴女の能力の前に敗れ、2人の亡骸を見た炭治郎たちは焦燥の念に駆られ…!!
しかし、無惨の鋭利な腕が炭治郎を貫こうとしたその瞬間、死んだはずの甘露寺と伊黒が現れ、間一髪のところで炭治郎を救い出しました。
死んだはずの2人が何故―――!?
何が起きているのか状況が把握できず混乱する一同。
鳴女に「何をしている!!」と怒号を飛ばす無惨の目に移ったのは、鳴女の頭に腕を突っ込み、無限城内の映像や空間を操作する愈史郎の姿でした。
愈史郎は鳴女を操作して伊黒・甘露寺の亡骸(虚像)を作り出し、無惨の油断を誘いました。柱2人が死んだと思わせ意識を逸らしたことで、伊黒と甘露寺は暫し自由に動ける時間ができ、それにより戦局を変えることができました。
愈史郎は鳴女を操りながら叫びます。
「俺から珠世様を奪ったこと、後悔して跪け!! 今からお前を地上へ叩き出してやる!!」
愈史郎の操作によって無限城内が凄まじい速さで縦横無尽に動きはじめます。
揺らぐ城内、のしかかる重圧。
無惨は鳴女を取り返そうと鳴女を通して愈史郎の吸収を試みますが、当然全力で抗う愈史郎。
…と、その時! 伊黒と義勇が同時に無惨に斬りかかり、意識が一瞬鳴女から逸れました。
柱2人の相手に鳴女の奪還…!
これ以上は不利になると考えた無惨は、自ら鳴女の頭を遠隔破壊するという暴挙に出ました。
愈史郎は鳴女の細胞が完全に消滅するまでのわずかな時間で、無限城内にいる全ての鬼殺隊士と無惨を外へ出すため全力を尽くし、結果全員を外へ投げ出すことに成功!!
これより先、鬼舞辻無惨VS全鬼殺隊士の最終決戦が幕を開けます―――
『鬼滅の刃 無限城編』劇場版三部作で描かれるのはおそらくこの場面までです。無限城から投げ出された無惨と鬼殺隊士たちの”地上での闘い”は、続く『鬼滅の刃 最終決戦編』劇場版二部作(前編・後編)で描かれると予想しています。
※これらはあくまでも予想であり、確定事項ではありませんのでご注意下さい。
鳴女戦の見どころPOINT
上弦の肆・鳴女戦で勝利を収めるのは、伊黒小芭内・甘露寺蜜璃・愈史郎です。
- 伊黒小芭内・甘露寺蜜璃・愈史郎は、空間を操る鬼・鳴女とどのような激戦を繰り広げるのか
- 完全復活を遂げた鬼舞辻無惨の圧倒的異次元な強さとは
- 緊張感漂う戦闘の最中、一時の安らぎを与えてくれる蜜璃のお茶目な赤面シーンとは
- 伊黒が炭治郎を庇う!? 伊黒と義勇が共闘!? 胸熱の共闘シーンとは
- 鬼である愈史郎だからこそ可能だった驚きの戦い方とは
此度の戦いでは特に愈史郎の貢献度が高く、愈史郎の能力無くして勝利は難しかったかもしれません。
亡き珠世の想いを繋ぎ、人間と手を組み無惨の殲滅に尽力する愈史郎の姿は必見です。
しっかりと見届けて頂きたいと思います。
『鬼滅の刃 無限城編』生き残り・死亡キャラ一覧
『鬼滅の刃 無限城編』の鬼殺隊柱+同期組の生き残り(生存)・死亡キャラをまとめると、以下のようになります。
柱・同期組 | 生存キャラ | 年齢 | 対戦相手 |
---|---|---|---|
岩柱 | 悲鳴嶋行冥 | 27 | 黒死牟 |
風柱 | 不死川実弥 | 21 | 黒死牟 |
水柱 | 冨岡義勇 | 21 | 猗窩座 |
蛇柱 | 伊黒小芭内 | 21 | 鳴女 |
恋柱 | 甘露寺蜜璃 | 19 | 鳴女 |
同期組 | 竈門炭治郎 | 15 | 猗窩座 |
同期組 | 我妻善逸 | 16 | 獪岳 |
同期組 | 嘴平伊之助 | 15 | 童磨 |
同期組 | 栗花落カナヲ | 16 | 童磨 |
柱・同期組 | 死亡キャラ | 年齢 | 対戦相手 |
---|---|---|---|
蟲柱 | 胡蝶しのぶ | 18 | 童磨 |
霞柱 | 時透無一郎 | 14 | 黒死牟 |
同期組 | 不死川玄弥 | 16 | 黒死牟 |
『鬼滅の刃 無限城編』では現役の柱2名に隊士1名、計3名もの主戦力が削がれたと同時に、名もなき多くの鬼殺隊士(仲間)の命が失われました。
消えゆく者の死に様を、残された者の生き様を、ぜひ原作漫画や映画でしっかりと目に焼き付けて下さい。
ネット上に溢れている文字バレやネタバレサイトの文言だけでは決して味わえない、圧倒的感動、物語の奥深さ、キャラクター一人ひとりの悲しみ・怒り・焦燥・切望・葛藤・意志を、あなたにもぜひ味わって欲しい、体感して欲しい、と強く想います。
それくらい『鬼滅の刃』は心に刺さる、尊い物語なんです。
(…という筆者の”好き”が伝わるといいなぁ、と思いながら記事を執筆しています。)
『鬼滅の刃 無限城編』原作漫画が読めるおすすめサイトは?
『鬼滅の刃 無限城編』の原作漫画を一気読みするなら、ebookjapanがおすすめです。
- 初回70%OFFクーポンが6回使える
- 50%OFFや30%OFF、1500円OFF、70%OFF(上限額2000円)などのクーポンが頻繁に配布されるからお得に漫画が楽しめる
- PayPay利用OK! ポイント還元も大充実
など嬉しいポイント(特徴)がたくさん!
もちろん『鬼滅の刃』だけでなく、
- 話題の人気漫画を中心に100万冊以上の充実ラインナップ
- 常時18,000冊を超える無料漫画が楽しめる
- 100話以上の大量無料作品やオリジナル作品も豊富
と、読み切れないほどたくさんの漫画を無限に楽しめる要素が満載なんです♪
ぜひebookjapanでお得に漫画ライフを満喫して下さいね。
『鬼滅の刃』歴代全アニメを観るならどこがおすすめ?
『鬼滅の刃』の歴代全アニメ・映画・舞台作品が観れる動画配信サービスはいくつかありますが、正直どのサービスを選んだら良いのか迷いますよね。
個人的にはリーズナブルな価格(無料体験あり)で使い勝手の良い「DMMプレミアム」or「Amazon Prime Video」がおすすめです。
以下、2つの動画配信サービスの特徴をまとめてみました。
DMMプレミアム | Amazon Prime Video | |
---|---|---|
月額料金 | 550円(税込) | 600円(税込) |
無料体験 | 30日間 | 30日間 |
配信 | 見放題 | 見放題 |
同時視聴 | スマホ・PC・タブレットなど 4台同時視聴OK | 2~3台同時視聴OK (視聴コンテンツにより異なります) |
解約 | ネットから簡単に解約OK ※無料体験中の解約なら月額料金も違約金もかからず安心 | ネットから簡単に解約OK ※無料体験中の解約なら月額料金も違約金もかからず安心 |
おすすめPOINT | アニメ作品が大充実! 新作・名作アニメ・2.5次元舞台などを思う存分楽しみたい人におすすめ! | アニメ・ドラマ・映画など話題の映像作品をマルチに楽しみたい人におすすめ! 無料体験中もAmazon Prime会員特典※が利用できるため、Amazon利用者にメリット大! ※配送料無料やAmazonMusic聴き放題など |
「DMMプレミアム」「Amazon Prime Video」ともに魅力的な動画配信サービスなので、正直どちらを選んでも大差はないと感じています。
そのため、新作アニメ作品を中心にお得に楽しみたい方は「DMMプレミアム」、Amazon利用者やPrime会員特典を利用してみたい方は「Amazon Prime Video」を選択してみましょう。
どちらも30日間の無料体験があり、この期間中に解約した場合には月額料金や解約金(違約金)などは一切かかりません。
無料で試せる貴重な機会なので、ぜひお好きな動画配信サービスで『鬼滅の刃』をはじめ、たくさんのアニメ作品を楽しんで下さいね。
種類 | 物語 | 話数 |
---|---|---|
アニメ | 竈門炭次郎 立志編 | 全26話 |
劇場版 | 無限列車編 | ― |
アニメ | 無限列車編 | 全7話 |
アニメ | 遊郭編 | 全11話 |
アニメ | 刀鍛冶の里編 | 全11話 |
アニメ | 柱稽古編 | 全8話 |
舞台※ | 鬼滅の刃 | ― |
舞台※ | 滅の刃 其ノ二 絆 | ― |
『鬼滅の刃 無限城編』対戦相手・生き残り・死亡キャラまとめ
ここまで『鬼滅の刃 無限城編』の対戦相手(誰と誰が戦うか)や生き残り(生存)・死亡キャラ、あらすじ、見どころなどについて書かせて頂きました。
作品への思い入れが強すぎるあまり大分長文になってしまったため、もう一度簡潔にまとめておきますね。
今回記事をまとめていて、『鬼滅の刃』に登場する鬼は皆、完全には憎みきれない抗いがたい魅力があると改めて感じました。
悪鬼として登場する上弦の鬼も、元を辿れば同じ「人間」。
皆それぞれに過去を抱え、藻掻き、苦しみ、葛藤していた時代がありました。
全てにおいて特別な素質を持つ双子の弟への嫉妬から、鬼となる道を選んだ黒死牟。
人間としての感情を何も感じず、どこか欠落感を抱えながら生きざるをえなかった童磨。
大切な恋人と恩師を毒殺され、守る拳で人を殺め絶望に駆られ鬼となった猗窩座。
圧倒的強者の前に跪き、命乞いをしてでも生きたい、強くなりたいと望んだ獪岳。
鬼化への道はある者によっては”救い”であり、”逃げ道”だったのかもしれません。
とは言え、数多くの罪なき人間の命を奪った事実はなくなりませんし、許されることもありません。
鬼となった以上、死闘の果てに散っていった彼らの魂が生まれ変わることは無いけれど、どうか安らかに…と願わずにはいられませんでした。
そして、命が尽きる最後の瞬間まで鬼殺隊の柱としての責務を全うした胡蝶しのぶと時透無一郎、そして不死川玄弥の死には、胸を掻き乱される想いでした。
全ては鬼の始祖である鬼舞辻無惨を倒すための尊い犠牲。
そう理解してはいても、残されたカナヲや実弥、葵、蝶屋敷の3人娘のことを考えるとどうしても悲しくて苦しくて。
彼らの想いは生き残った全鬼殺隊士たちに引き継がれ、必ずや鬼舞辻無惨を追い詰めることでしょう。
死後の世界で家族と再会を果たした3人が、願わくば幸せでありますように。
最後までお読み頂きありがとうございました。