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雲見温泉【美沢屋】豪勢な海鮮料理と温泉が魅力の宿!1日3組限定のおすすめの民宿をご紹介

雲見温泉【美沢屋】豪華な海鮮料理と温泉が魅力の宿!1日3組限定のおすすめの民宿をご紹介 暮らし
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こんにちは、毎年夏になると西伊豆「雲見」へ海水浴&温泉旅行に出掛けるRiaです。

今年(2024年)は雲見温泉『美沢屋』さんに宿泊してきました!

  • 女将の技が光る豪勢な海鮮磯料理
  • 貸し切りのかけ流し天然温泉
  • 清潔感のある客室&共用部分
  • 真心を感じるおもてなし

どれもが本当に素晴らしかった…!!

雲見温泉に30年以上通い続ける筆者にはいくつかお気に入りの民宿がありますが、その中でも1位・2位を争うほど素敵なお宿です。

今回は『美沢屋』さんの秘めたる魅力を語り尽くしていきますので、雲見温泉”旅行記&宿泊記”をぜひお楽しみ下さい。

雲見温泉『美沢屋』について

雲見温泉『美沢屋』は、女将こだわりの豪勢な海鮮磯料理とかけ流しの天然温泉が楽しめる、西伊豆雲見の民宿です。

コロナ禍以降、宿泊できるのは1日3組限定!

予約を取るのも難しいとても人気のお宿なんです。

お食事や天然温泉も魅力ですが、女将さんの細やかな気遣いや真心のこもったおもてなし、思わず「ただいま」と言いたくなる居心地の良さにもほっこりします♪

これから『美沢屋』さんの魅力をたっぷりとご紹介していきますので、ぜひ写真とともにお楽しみ頂ければ幸いです。

雲見温泉『美沢屋』基本情報
総部屋数和室5室(1日3組限定)
部屋設備全室冷暖房・TV
共用部分洗面台/トイレ/洗濯機(有料:洗濯1回300円、脱水のみ1回50円)
アメニティハンドタオル/歯ブラシ・歯磨き粉/バスタオル/シャンプー/リンス/ボディソープ/浴衣/ドライヤー・綿棒(2F洗面台)
食事処宴会場(個室)
駐車場無料/最大6台まで
入湯税大人のみ150円/泊
クレジットカード使用不可(現金のみ)
チェックイン14時
チェックアウト10時
※2024年8月現在の情報です

チェックインは14時~!

『美沢屋』さんのチェックインは14時~!

雲見の民宿の多くが15時チェックインであること考えると、1時間早めにお部屋に入れるのは嬉しいですね。

お部屋に通された後はのんびり温泉を楽しむも良し、雲見海岸周辺へお散歩に出掛けるも良し。

夕食は18時からなので、それまでは思い思いに過ごせますよ♪

開放的なエントランス

雲見温泉『美沢屋』開放感のあるエントランス
雲見温泉『美沢屋』開放感のあるエントランス

『美沢屋』さんの玄関を上がると、広々とした開放感たっぷりのエントランスが出迎えてくれます。

ピカピカに磨き上げられた床が気持ち良い!

正面に見えるお洒落な襖の奥にはお食事処があり、全て個室なので他の宿泊客と顔を合わせることなくお食事が楽しめますよ。

また、写真には写っていませんが、エントランス横にはくつろぎコーナーも♪

ちょっとした漫画コーナーやマッサージチェア(有料)があるので、お好みで立ち寄ってみて下さいね。

アットホームな客室

雲見温泉『美沢屋』アットホームな客室
雲見温泉『美沢屋』アットホームな客室

今回筆者が宿泊したのは7.5畳ほどの和室です。

家族4人(大人2人・子供2人)で利用させて頂きました。

室内は隅々まで清掃が行き届いており、アットホームな雰囲気と相まって居心地の良さが半端ないです。

家族4人でも特に狭さは感じませんでした。

テーブルの上にはキンキンに冷えたポット入りの麦茶と、手作りのげんこつ飴のおもてなしも
※練った水飴にきな粉をまぶした伝統的な飴菓子

この麦茶の冷え方が完璧で、湯上りの火照った身体に最高なんです!

げんこつ飴も駄菓子の「きな粉棒」に似ていてとても美味しいですよ♪

また、室内には物干しハンガーやピンチハンガーが用意されており、水着やバスタオルを干しておくのに重宝します。

清掃が行き届いた共用部分

『美沢屋』さんはとにかく綺麗!

エントランスや客室はもちろん、共用部分までどこもかしこもピカピカです。

清潔感が溢れています。

共用部分はトイレと洗面台になりますが、お部屋にないからと言って不便さを感じたことは一度もありませんのでご安心を♪

清潔感のあるトイレ

『美沢屋』さんの共用トイレ(ウォシュレット付き)は2箇所あります。

1Fに1つと、2Fに3つ、いずれも男女兼用でとても綺麗です。

トイレへ続く廊下は24時間煌々と明かりが灯っているため、夜中でも真昼並みの明るさが確保されています。

そのため「夜中に部屋を出て共用トイレに行くのはちょっと怖いかも…」という方でも安心して利用できますよ。

綺麗な洗面台

共用の洗面台も清掃が行き届いており美しいです。

水回りが綺麗だと気持ちよく使えて嬉しいですよね。

洗面台も2箇所あり、1Fに1つと2Fに2つ。

2Fにはドライヤーや綿棒が完備されており、朝の洗顔や身支度食後の歯磨きはこちらで行うことが多いです。

洗濯機は有料

洗濯機(有料)は玄関の外にあり、滞在中はいつでも利用OK♪

使用する際には女将さんに一言声をかけるのがルールです。

利用料金はチェックアウト時に宿泊料金と合算されるため、都度支払う必要はありません。

筆者はいつも脱水のみを利用し、室内のピンチハンガーに干して水着を乾かしています。

  • 洗濯(洗剤付き):300円/回
  • 脱水のみ:50円/回

かけ流しの天然温泉【貸し切り】

『美沢屋』さんの温泉は天然温泉100%のかけ流し風呂。

14時~22時、6時~9時半まで、男湯も女湯も貸し切りで利用できます♪

女湯には洗い場が2つあり、シャンプー・リンス・ボディーソープを完備。

シャワーの水圧は低めで、利用人数が多いほど出が弱くなってしまうのが難点です。

なお、温泉の温度は高めで、全身がカーッと熱くなって気持ちが良いですよ♪

筆者は今回の滞在中(2泊3日)、気付けば4回も温泉を満喫していました。

脱衣所には窓がなくとにかく暑いです!
湯上りはサッと着替えて素早くクーラーの効いたお部屋へ直行しましょう。

豪勢な海鮮磯料理に舌鼓

『美沢屋』さん最大の魅力の一つが、女将さんの技が光る豪勢なお夕食です。

新鮮な旬の地魚を使ったお料理は見た目にも華やかで美しく、品数がとても豊富!

白米は大きなジャーごと提供されるため、好きなだけお代わりできます。

椀物はお食事の中盤に熱々を、デザートのシャーベットは終盤に冷え冷えの状態で提供してくれるなど、細部に至るまで余念がありません。

舟盛りから小鉢までどれも本当に美味しくて、お腹がはち切れそうなほどボリューミー!

今回は2泊3日の宿泊でしたが、全夕食・朝食を通して何一つとして同じお料理は出てきませんでした。

素晴らしい!

お食事処は個室なので、他の宿泊客と顔を合わせることなくゆったり頂けるのも嬉しいポイントです。

1日目【夕食】

雲見温泉『美沢屋』1日目夕食
雲見温泉『美沢屋』1日目の夕食
  • 食前酒(梅酒)
  • 舟盛り(イサキ・カツオ・ホタテ)
  • 釜飯(アサリ)
  • エビ&ナスのフライ(タルタルソース)
  • 煮物
  • サザエの壺焼き(熱々!)
  • お肉(マーマレードソースが絶品!)
  • 海老のマリネ
  • 白身魚のホイル焼き
  • 小鉢数種(和え物・お漬物など)
  • 椀物(つみれと紫蘇のお吸い物)
  • 白米(お代わり自由)
  • 桃のシャーベット 他

※内容は一例です

1日目の夕食のメイン料理は豪華な舟盛り&釜飯です。

舟盛りにはイサキ、カツオ、ホタテのお刺身が彩り美しく盛り付けられており、どれも新鮮でプリップリ!

特にレモンの添えられたホタテのお刺身が、肉厚&爽やかな風味で美味しかったです。

釜飯は目の前で炊き上げるライブ形式!

お食事の開始と同時に女将さんが釜下に火をつけ、お食事の最中に炊き上げます。

釜飯が出来上がるまでは、その他の多彩なお料理を楽しみましょう♪

女将さんが腕に縒りをかけた手作り料理はどれも本当に絶品で、素材の味が活かされたものばかり。

旬の海鮮磯料理だけでなく、お肉料理やお野菜まで楽しめるのが素晴らしいです。

色んな味を少しずつ楽しめるので飽きが来ず、次から次へと箸が進みまくります。

やがて15分~20分ほど経つと釜飯が完成!

炊き上がりほやほやの釜飯はアサリの風味豊かで美味♪

ちょうどその頃に提供される熱々の椀物との相性抜群で、お腹がいっぱいでも不思議と完食できてしまいます。

食後の桃のシャーベットは、まるで桃を丸かじりしているかのような濃厚さで本当に美味しかったです。

食前酒(梅酒)との相性が良く、口の中で混ぜ合わせると高級感ある大人の味に♪

初日からお腹も心も満たされて、幸せな気持ちになれました。

2日目【朝食】

雲見温泉『美沢屋』2日目朝食
雲見温泉『美沢屋』2日目の朝食
  • 子魚の焼き物
  • ミネストローネ&ガレット
  • 目玉焼き(ハート形!)
  • 冷奴
  • 小鉢数種(和え物・お漬物など)
  • 焼きのり
  • 椀物(貝のお味噌汁)
  • 白米(お代わり自由)
  • ヨーグルト(マーマレードソース)
  • ドリップ珈琲 他

※内容は一例です

2日目の朝食も品数豊富で、朝からテンションが上がります!

全て和食かと思いきや、ミネストローネ&ガレットに食後のドリップ珈琲までつく多彩ぶり。

お食事全体のバランスが素晴らしく、満足度は爆上がりです。

メインの子魚は出来たて熱々を頂くのですが、骨までやわらかく塩加減が絶妙で美味しかったです。

一品一品に女将さんのこだわりを感じる、あたたかみのある素敵な朝食でした。

2日目【夕食】

雲見温泉『美沢屋』2日目夕食
雲見温泉『美沢屋』2日目の夕食
  • 食前酒(葡萄酒)
  • 舟盛り(真鯛・マグロ・甘エビ・イカそうめん)
  • 煮魚(丸々一匹!)
  • 蒸し料理(豚肉とお野菜)
  • ホタテのオーブン焼き
  • 焼きエビ
  • 白身魚の南蛮
  • 茶碗蒸し
  • とろろ&オクラ蕎麦
  • 小鉢数種(和え物・お漬物・酢の物など)
  • 椀物(あおさのお吸い物)
  • 白米(お代わり自由)
  • 柿のシャーベット 他

※内容は一例です

2日目の夕食のメイン料理は、これまた豪華な舟盛り&丸ごと一匹の煮魚です。

舟盛りには真鯛、マグロ、甘エビのお刺身の他、一口サイズのイカそうめんも♪

どれも新鮮で美味しいですが、甘エビの大きさと甘さには思わず感動を覚えました。

本当に甘くて美味しかった…!!

丸ごと一匹の煮魚はとても大きく、30㎝前後はあったと思います。

身はふっくらとやわらかく、味付けも絶妙でご飯のおともにぴったりです!

気付けば骨以外全て食べ尽くしていました(笑)。

また、ホタテのオーブン焼きや白身魚の南蛮、豚肉とお野菜の蒸しもの、茶碗蒸しなどの一品料理も、お味に深みがあり絶品でした。

女将さんの味付けセンスは本当に素晴らしいです。

3日目【朝食】

雲見温泉『美沢屋』3日目朝食
雲見温泉『美沢屋』3日目の朝食
  • アジの干物
  • 温泉たまご
  • ひじきの煮物
  • かぼちゃのポタージュ
  • パン(ブルーベリージャム)
  • ところてん(酢醤油or黒蜜きな粉)
  • 小鉢数種(和え物・お漬物など)
  • 焼きのり
  • 椀物(カニのお味噌汁)
  • 白米(お代わり自由)
  • ヨーグルト(桃のソース)
  • ドリップ珈琲 他

※内容は一例です

3日目、最終日の朝食には変わり種が多く楽しいラインナップ♪

まさか雲見の民宿でパンやポタージュが食せるとは!

これには子供が大喜びでした。

かぼちゃのポタージュにパンを浸したり、ブルーベリージャムをヨーグルトにプラスするなど、アレンジを加えられるのも楽しかったです。

アジの干物はほど良い脂乗りで美味しく、温泉たまごはとろっとろ♪

椀物や小鉢料理もどれも美味しいものばかりでした。

また、ところてんはお好みでお食事にも和スイーツにもできる工夫が!

  • お食事:酢醤油で
  • 和スイーツ:黒蜜きな粉で

筆者は黒蜜が好きなので、たっぷりの黒蜜きな粉を絡めて和スイーツとして頂きました。

『美沢屋』さんのお食事はこういった遊び心が満載で素敵なんですよね。

女将さんの真心を細部まで感じられて嬉しくなります。

食後の珈琲までしっかり美味しく頂き、見事に完食です。

3日間、美味しいお食事を本当にありがとうございました。

子供のお料理について

子供のお料理は基本的に大人と同じものが提供されますが、小鉢料理など一部のお料理が唐揚げやソーセージに変更されています。

ゼリーやお菓子(プリッツ・うまい棒など)がサービスされることもあり、小学生の長男も喜んでいました。

また、偏食の多い次男(幼児)に関しては親の取り分けで対応しました。

元々の内容がボリューミーなので、子供と分けてもお腹いっぱいになれますよ♪

料金プランについて

『美沢屋』さんの料金プランは全部で4種類あります。

プラン料金(税込)コース内容(一例)
水軍海賊盛りコース豪華舟盛り/アワビの踊り焼き/伊勢海老のお刺身/金目鯛の煮付/サザエの壺焼き/季節の自家製野菜を使った料理/自家製シャーベット 他
※2024年8月現在休止中(伊勢海老の入荷が困難なため)
アワビの踊り焼きコース13,750円アワビの踊り焼き/有頭エビ/金目鯛の煮付/サザエの壺焼き/季節の自家製野菜を使った料理/釜飯/自家製シャーベット 他
豪華舟盛り付きおまかせコース11,550円豪華舟盛り/有頭エビ/金目鯛の煮付/サザエの壺焼き/季節の自家製野菜を使った料理/自家製シャーベット 他
基本コース【定番】9,900円豪華舟盛り/地魚の煮付/サザエの壺焼き/有頭エビ/釜飯/季節の自家製野菜を使った料理 他
※コース内容は一例です。その日の水揚げ状況によってお料理は変わります。内容を確約するものではございませんのでご留意下さい。
※お正月期間(12月31日~1月3日)は上記価格に1,100円(税込)が加算されます。
※2024年8月現在の料金です。

子供料金は以下の通りです。

料金区分料金(税込)
小学生8,250円
幼児(食事・布団あり)5,500円
幼児(食事・布団なし)2,200円
※2024年8月現在の料金です。中学生以上は大人料金になります。
※食事・布団なしの幼児にも施設利用料(2,200円/泊)がかかるためご留意を。

今回筆者が選んだ料金プランは「基本コース」です。

数年前に宿泊した時は「豪華舟盛り付きおまかせコース」を選びましたが、量が多すぎて食べきれなかったため今回は「基本コース」を選択。

正直9,900円であそこまで高クオリティなお料理が楽しめるとは思っていなかったので、素直に驚きました。

食事内容はもちろん、貸し切りの天然温泉まで自由に入り放題でこの価格は”破格”だと思います。

本当に心満たされる2泊3日でした。

雲見温泉『美沢屋』予約時期について

先述の通り、雲見温泉『美沢屋』は予約が取れにくい人気の民宿です。

雲見海岸が「雲見海水浴場」として開放される夏の1ヶ月間は、特に予約が殺到します。
※2024年は7月13日~8月18日

そのため、海水浴目的で宿泊をお考えの場合、毎年GW明けから遅くても6月下旬頃までには予約を入れておかないと、あっという間に満室になってしまうため注意が必要です。

なお、下記イベント開催時には特に予約が取りづらくなりますのでご留意を。

  • 毎年7月第3月曜日:サザエ狩り(無料)
  • 毎年8月15日:雲見花火大会

とは言え、中には直前にならないと都合がつかない人もいますよね。

「数か月も先のシフトなんて分からないよ!」なんて方もいると思います。

そんな時はキャンセル待ちを狙ってみましょう。

8月中旬は台風の発生する頻度が高く、中には直前でキャンセルする方々もいます。

台風の進路や速度、天候との相談にもよりますが、運よく台風接近前の快晴時に滑り込める可能性も0ではありません。

最後まで諦めず、直前のキャンセルが出ていないか確認の電話を入れてみましょう。

せっかく雲見に来ても「台風で何もできなかった…」なんてことにならないよう、必ず現地の天気予報をご確認の上、自己責任のもと行動するようにして下さい。

今年(2024年)の夏は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」が発令されていたこともあり、直前で何件かのキャンセルも出ていたようです。
筆者も多少の不安はありましたが、女将さんがいざという時の避難場所や取るべき対応について丁寧に教えてくれたため、安心して利用できました。

雲見温泉『美沢屋』旅行記&宿泊記まとめ

今回は雲見温泉の憩いの民宿『美沢屋』さんをご紹介させて頂きました。

『美沢屋』さんの魅力が少しでもお伝え出来たなら嬉しく思います。

チェックアウト時には自家製のマーマレードジャムをプレゼントしてくれるなど、最後まで本当に感動の連続でした。

とても素敵なお宿なので、雲見旅行に訪れる際にはぜひ宿泊してみて下さいね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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