つい先日、「鍵」を郵送するという人生初の経験をしました。
え、鍵って郵送できるの?
郵送していいの?
そう思われた方、筆者もはじめ同じことを思いました。
鍵は大切なものですし、紛失した上に悪用でもされたらそれこそ一大事です。
現金を郵送する際にルールがあるように、鍵を郵送する際にも何か特別なルールがあったりするのでしょうか?
今回は「鍵」の郵送について、品名や送り方、梱包方法、注意点などを解説していきます。
何かの事情で鍵を郵送する必要性に迫られた場合にお役立て頂けますと幸いです。
鍵は郵送できる?
結論から言うと、鍵は郵送できます。
よくある銀色のご自宅の鍵はもちろん、カードキーも郵送OK!
その上、鍵を送る際の決まりは特にないことがわかりました。
極論、普通郵便でも送れるそうです。
※郵便局員さんに聞きました
しかし、あくまでも鍵は貴重品。
送達記録は残したいし、ポスト投函よりも手渡しの方が心理的に安心できる…!
そこで筆者が選んだ郵送方法は、追跡&手渡しが叶う「レターパックプラス」でした。
鍵の郵送にはレターパックプラスがおすすめ
「レターパックプラス」は郵便局が提供するサービスの一つです。
A4ファイルサイズ・4㎏までの荷物を全国一律料金(600円※)で送れる上に、追跡&手渡しが原則のため、貴重品や信書を送る際に重宝します。
※2024年9月30日までは520円
今回筆者はこちらの「レターパックプラス」を利用して鍵を郵送しました。
これからその方法を解説していきますね。
【 鍵の送り方 】
- Step1鍵を梱包する
配送中に鍵が傷付かないよう、梱包材(プチプチ)や新聞紙などで鍵を包み梱包する
※梱包方法については後述します - Step2レターパックプラスの専用封筒を購入する
郵便局やコンビニでレターパックプラス専用の封筒を購入する(600円)
※2024年9月30日までは520円 - Step3専用封筒に宛名や住所を記載する
2の専用封筒に宛名・住所・連絡先・品名などの必要事項を記入する
※品名については後述します - Step4梱包した鍵を専用封筒に入れる
2の専用封筒に1で梱包した鍵を入れ、封をする
- Step5お問い合わせ番号シールを剥がす
専用封筒に付属しているお問い合わせ番号(追跡番号)シールを剥がし、大切に保管しておく
- Step6窓口かポストに投函する
郵便局の窓口かポストに投函して完了!
以上が「レターパックプラス」で鍵を郵送する手順になります。
梱包も発送もとても簡単で、窓口受付であれば配達日時の目安も教えてもらえるためより安心できますよ。
「レターパックプラス」と似たサービスに「レターパックライト(430円※)」がありますが、こちらは手渡しではなく郵便受けへのお届けとなります。
※2024年9月30日までは370円
手渡しの方が確実で安全ではありますが、どうしても配達時間内の受け取りが難しい場合に利用を検討してみましょう。
鍵を郵送する時の品名は?
鍵を郵送する際、品名には何と記載すれば良いのか迷いますよね。
「鍵」とそのままストレートに記入して良いのでしょうか?
結論から言うと、品名には「鍵」と記載して良いとのことです。
※郵便局員さんに聞きました
カードキーの場合は「鍵」「カード」「カードキー」などでOK。
防犯上の観点から「本当に大丈夫なのかな…?」と一瞬不安も覚えましたが、
「レターパックプラスは玄関先での対面手渡しが原則なので、ご安心頂いて大丈夫ですよ。人の手を介するサービスですので」
という郵便局員さんからの一言に、気持ちが楽になりました。
みなさん、レターパックプラスで鍵を郵送する時は、堂々と「鍵」と記載して送りましょう!
鍵の梱包方法について
鍵の梱包方法についても解説しておきますね。
先ほど【 鍵の送り方 】でもサラッと触れましたが、基本的にはプチプチなどの梱包材で鍵全体を包めればOKです。
プチプチがない場合には、以下のような方法もあります。
- 新聞紙で厚めに包む
- 段ボールや厚紙で挟んで固定する
レターパックプラスの専用封筒はそれなりに厚みがあるため、鍵が突き破って外に露出する…なんて可能性は限りなく低いとは思います。
低いとは思う…のですが、配送中は何が起こるか分かりません。
出来る限り丁寧に梱包し、万が一に備えましょう。
その他の鍵の郵送方法と注意点
ここまで「レターパックプラス」を利用した鍵の郵送方法を解説してきましたが、レターパックプラス以外にも鍵を郵送する方法はいくつかあります。
参考までに3点ほど紹介しておきますね。
簡易書留 | レターパック ライト | 宅急便 コンパクト | |
---|---|---|---|
専用BOX 専用封筒 | × × | × 〇 | 〇 〇 |
サイズ | 規定なし | 縦34㎝×横24.8㎝×高3㎝ (A4ファイルサイズ) | ①専用BOX(推奨) 縦20㎝×横25㎝×高5㎝ ②専用封筒 縦24.8cm×横34cm (高:A4用紙100枚分程度) |
重さ | 内容により異なる | 4㎏以内 | 規定なし |
追跡 | 〇 | 〇 | 〇 |
手渡し | 〇 | × 郵便受けへ配達 | 〇 |
送料 | 送料+350円 | 430円 ※2024年9月30日までは370円 | 650円~ 距離により異なります |
この中で注意が必要なのは「簡易書留」です。
「簡易書留」は普通郵便などに付帯できるサービスのため、専用封筒や専用BOXが存在しません。
そのため自分で封筒や小箱などを用意する必要があります。
その際、薄い封筒一枚にそのまま鍵を入れるのは絶対に避けましょう。
配送途中に封筒が破け、紛失してしまっては一大事です。
封筒に入れる前に、必ずプチプチや厚紙などで鍵を包むなどして下さいね。
鍵の郵送方法のまとめ
今回は「鍵」の郵送方法について詳しく解説させて頂きました。
要点だけもう一度まとめておきますね。
今回初めて鍵を郵送するという経験をしましたが、”貴重品を任せる”という感覚に変な意味でドキドキしっぱなしでした。
友人宅の大切な鍵を万が一にでも紛失してしまったら…、そう考えると不安で不安で(汗)。
結果、翌日の午前中には「届いたよ~!」と連絡があり心底ほっとしました。
みなさんも何かの事情で鍵を郵送しなければならない時は、ぜひ「レターパックプラス」を利用してみて下さいね。
最後までお読み頂きありがとうございました。