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海のはじまりに原作は無し!マイガールに似てる・パクリと言われる理由を解説

海のはじまりに原作は無し!マイガールに似てる・パクリと言われる理由を解説 ドラマ
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2024年7月1日21時~<初回30分拡大>でスタートした月9ドラマ『海のはじまり』。

『海のはじまり』は2年前あの社会現象を巻き起こしたSilentチームが再集結し実現した、様々な家族の形と親子の繋がりを通して描かれる”愛の物語”です。

主演の目黒蓮さん(SnowMan)を筆頭に名立たる俳優・女優陣を迎えて撮影に挑んだ本作ですが、果たして『海のはじまり』に原作は存在するのでしょうか。

また、2009年10月クールにテレビ朝日系列で放送されていた相葉雅紀さん主演の『マイガール』と『海のはじまり』が「似ている」「パクリでは?」といった声が上がったのは何故なのでしょう?

今回はこの2点を中心にお届けしていきます。

『海のはじまり』の原作の有無や『マイガール』のパクリ疑惑についてご興味がある方は、ぜひ最後までお付き合いください。

海のはじまりに原作はある?

本のイメージ画像

結論から言うと『海のはじまり』に原作はありません。

小説にも漫画にもアニメにもなく、『海のはじまり』で脚本家を務める生方美久さんが月9ドラマのためだけに創作した”完全オリジナルストーリー”になります。

海のはじまりのあらすじ・主要キャストをご紹介

『海のはじまり』のあらすじを簡単にご紹介します。

この物語の主人公は「月岡夏(つきおかなつ)」。

夏は大学時代、同級生の「南雲水季(なぐもみずき)」と交際し、幸せな日々を送っていました。

しかし、就職活動を控えた夏に向かい水季は突然別れを切り出し姿を消してしまいます。

それから7年の歳月が経ち、夏は現在の恋人「百瀬弥生(ももせやよい)」と新しい人生を歩んでいました。

…が、ある日突然大学時代の友人から水季の訃報が知らされます。

別れて以来一度も会っていない元恋人の葬儀へ現実味がないまま向かった夏は、そこで「海(うみ)」という名の6歳の少女に出会い。

少女の祖母からは、その少女が夏と水季の子で、夏こそが海の実の父親だと聞かされ驚きます。

水季が自分の知らないところで自身との間にできた子供を生み育てていたことを知った夏は、水季と海が過ごした7年の歳月に想いを馳せ―――

キャスト・役名
  • 主人公:目黒蓮(SnowMan)|月岡夏役
  • 現恋人:有村架純|百瀬弥生役
  • 元恋人:古川琴音|南雲水季役
  • 夏と水季の娘:泉谷星奈|南雲海役

海のはじまりとマイガールが似てると言われる理由は?

『海のはじまり』と『マイガール』が似ていると言われる理由は、物語の設定やストーリー展開にかなり似通った部分が存在するためです。

『海のはじまり』と『マイガール』の類似点
  • ①付き合っていた恋人が突然主人公の前から姿を消す
  • ②ある日突然元恋人の訃報が届く
  • ③元恋人は主人公に真実を告げないまま子供を生み育てていたことが判明
  • ④互いに存在すら知らなった父と娘が少しずつ心を通わせる様子が描かれている

ここで一旦、『マイガール』のあらすじを紹介させて頂きます。

先ほどご紹介した『海のはじまり』のあらすじと比較してみて下さい。

①恋人・陽子が目の前から姿を消して6年。彼女のことを今も忘れられずにいる主人公・正宗のもとへある日突然、陽子の訃報が届いた。そして、③それと同時に彼の前に現れたのは5歳の少女・コハル。陽子が内緒で生んでいた、正宗との子どもだった――。
失くしてしまった恋人を忘れられない男と、亡くしてしまった母親を忘れたくない少女。一緒に暮らし始めたふたりは陽子という大切な存在を介して④少しずつ心を通わせていく。
[マイガール公式サイトより抜粋]

『海のはじまり』と『マイガール』の類似カ所①~④をマークさせて頂きましたが、こうして比較してみると本当にそっくりなことがわかります。

では、本当に『海のはじまり』は『マイガール』のパクリ作品なのでしょうか?

海のはじまりはマイガールのパクリなの?

頭にクエスチョンマークを浮かべる女性の画像

結論から言うと、『海のはじまり』が『マイガール』のパクリだと決めつけるにはまだ早いかな、という印象です。

というのも、似たような設定の物語はたくさん存在していますし、現実世界を見てみても「元恋人の死後、元恋人が秘密裏に生んでいた子供の存在を知り出会う」という話はありえない話ではないからです。

脚本家の生方美久さんがどのような経緯・着想を経て『海のはじまり』を書き下ろしたのかはわかりませんが、

脚本家である以上似たような作品がないか、パクリ・盗作・盗用と言われはしないかという点はチェック済みなはずです。

その点を踏まえると、『海のはじまり』と『マイガール』には何か明確な”違い”があるからこそドラマ制作に踏み切ったのだと思いますし、今後の放送をもってそれが明らかになっていくはずです。

『海のはじまり』が『マイガール』のパクリかどうか決めるのは、物語の終幕を見届けてからでも遅くはないと思います。

海のはじまりとマイガールの違いは?

では、現時点でわかっている『海のはじまり』と『マイガール』の違いはなんでしょう?

現状違う点を挙げるとしたら以下の3点です。

一つずつ解説していきます。

  • 『海のはじまり』には原作がなく『マイガール』には原作(漫画)がある
  • 主人公に訃報が届いた時期に若干の差がある
  • 主人公の想いが元恋人へ向かい続けているか否か

原作の有無

まず一つ目は、原作の有無についてです。

『海のはじまり』には原作がなく、『マイガール』には原作(漫画)が存在します。

2009年10月期に放送されていたドラマ版『マイガール』の原作漫画は、漫画家・佐原ミズさんの『マイガール』で、全5巻で完結済みです。

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元恋人の訃報が届いた時期に若干の違いあり

主人公のもとに元恋人の訃報が伝えられた時期にも若干の違いがあります。

  • 海のはじまり:別れから7年(海は6歳)
  • マイガール:別れから6年(コハルは5歳)

主人公の想いが元恋人へ向かい続けているか否か

また、6・7年の歳月を経てもなお主人公が元恋人を想い続けているか否かという点についても違いがあります。

『海のはじまり』の主人公「月岡夏」は、7年後の世界では新たな恋人「百瀬弥生」と交際し、2人は互いに結婚も視野に入れたお付き合いをしています。

一方の『マイガール』では、主人公「笠間正宗」は6年前突然姿を消した恋人「塚本陽子」の存在をずっと忘れられずにいます。

あらすじだけを見ると「似てる」の一言で終わってしまうものでも、キャラクターひとりひとりに焦点をあて、その背景や心情にまで想いを馳せてみると、また違った視点で見ることができますよね。

これらの設定の違いが物語全体にどのような違いをもたらすのかどうかは今後の期待事項ですが、

少なくともSilentチームが手塩にかけて作り上げる”魂のドラマ”が「パクリだった」なんてことにはならないとは思っています。

海のはじまりの原作やマイガールとの違い まとめ

ここまで、『海のはじまり』の原作やドラマのあらすじ、主要キャスト、『マイガール』との違い、似てる・パクリ疑惑などについて書かせて頂きました。

まとめ
  • 『海のはじまり』に原作はない
  • 『海のはじまり』と『マイガール』が似ていると言われる理由は、物語の設定やストーリー展開にかなり似通った部分が存在するため
  • 『海のはじまり』と『マイガール』にはいくつかの違いがあり、パクリと判断するには時期尚早! 今後の展開に期待!

2024年7月1日21時~放送がスタートしたフジテレビ系月9ドラマ『海のはじまり』。

本作についての疑問を少しでもクリアにするお手伝いができたなら嬉しく思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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